東京オリンピック初日7月24日の競技スケジュールと見どころ!開会式の日にもやるスポーツは?

日程・スケジュール
新国立競技場

7月24日(土・祝は新しい祝日「スポーツの日」ですが、東京オリンピックの初日、「開会式」の日でもあります。

既に開会式前の22日からソフトボールサッカーはスタートしていますが、開会式当日に始まる競技もあります。大会初日のスケジュールと見どころを紹介します。

24日はソフトボールとサッカーはありません

ボート予選(8:30~12:10)

2㎞の直線コースでオールを使ってボートを漕ぎ、順位を競う競技です。進行方向に背中を向けて漕ぐのが特徴で、初日は両手にオールを持って漕ぐ「スカル」という種目が行われます。

  • シングルスカル(1人)男子/女子
  • ダブルスカル(2人)男子/女子
  • クオドルプルスカル(4人)男子/女子

これらの予選が「海の森水上競技場」で行われます。

ルールはシンプルで先に到着したボートが勝利と一目瞭然なので、初めての人でも楽しむことができる。2人以上の種目ではチームワークが大切。全員の意思が統一され、動きが合ったときの美しさは圧巻です。

スタートでリードすると他の艇を見ながら漕ぐことができるので有利ではあるものの、序盤に飛ばし過ぎると後半が続かない。ペース配分や駆け引きがポイント。

強豪国ドイツをはじめ、欧州勢が圧倒的に強く、日本が団結力で牙城を崩せるか注目されます。

アーチェリー個人予選

大会初日のもう一つの競技はアーチェリーです。時間

  • 女子個人ランキングラウンド9:00~11:00
  • 男子個人ランキングラウンド13:00~15:00

場所は「夢の島公園アーチェリー場」で行われます。MAP(マップ)

的に向かって矢を放ち、刺さった場所の得点を競うアーチェリー。五輪では地面が平坦な屋外の射場で行うターゲットアーチェリーが行われます。

オリンピックでは一対一で対戦し勝ち抜いていくトーナメント方式です。まず選手1人につき72本の矢を射るランキングラウンドを実施。

この結果を元に、1位対64位2位対63位という形で初戦の相手を決めます。

競技のルールは的の中心の黄色い円を射抜けば10点で、ここに何本決まるかが勝負の分かれ目に。70m先にある円はCDとほぼ同じで、競技経験者でなければ肉眼で捉えるのは至難の技です。

個人戦では20秒以内に1射放たねばならず、風を読んで集中して弦を引く緊張感を味わいたい。

過去の大会のメダル保持者

過去にはアテネ大会(2004年)で山本博やまもと ひろしが銀メダルを獲得、この時の年齢は41歳だが現在も東京大会を目指し第一線で活躍している。

古川高晴ふるかわ たかはるはリオデジャネイロ大会を含めて4大会連続で出場。ロンドン大会では日本人選手で史上3人目となる銀メダルを獲得。そして団体女子ロンドン大会銀メダルを獲得しました。

今大会もメダル獲得を期待したいところだが、競合の韓国の牙城をどう切り崩すかが注目されます。

開会式20:00~23:00

オリンピックで毎回印象に残るのが開会式。開催地の歴史や伝統文化を巧みに表現した、さまざまな凝った演出を毎回楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。

入場行進の国順にはルールがあり、オリンピック発祥地のギリシャを先頭にアルファベット順に出場国が行進して、開催国(日本)は最後に入場します。

また、最大の注目は聖火リレーの最終走者。永く語り継がれる大役を誰が務めるのか注目が集っています。

東京五輪8つの全体コンセプト

平和

お互いに認め合う「和」を尊ぶ考え方が、分断や対立を超えた世界につながっていくことを示す。

共生

多様な違いを認め合い、支え合い、活かし合うことで、新しい価値を生み出す共生社会を目指す。

復興

自然災害を乗り越え、諦めることなく次代を創る人間の強さを示し、世界中の被災者へ勇気を伝播する。

未来

地球という限られた環境の中で、持続可能で人間性豊かな、新しい時代のスタートラインとする。

日本・東京

国内外の視点を取り入れ、過去から今に引き継がれてきた日本・東京の美しい感性を大切にする。

アスリート

スポーツの祭典としてアスリートが安心して参加できる、空間・時間的にコンパクトな式典を目指す。

参画

多くの人々が式典づくりやパフォーマンスに関わっていると感じられる、みんなでつくる式典を目指す。

ワクワク感・ドキドキ感

熱気や興奮が感じられ、世界中の人々に、一生に一度の体験となるような機会とする。

演出

演出統括は野村萬斎で、彼を筆頭に

  • 椎名林檎(歌手)
  • MIKIKO(振付家)
  • 山崎貴(映画監督)
  • 川村元気(映画プロデューサー、作家)
  • 栗栖良依(クリエイティブ・プロデューサー)
  • 佐々木宏(クリエイティブ・ディレクター)
  • 菅野薫(クリエイティブ・ディレクター)

この8人が開会式・閉会式の演出に臨みます。

オリンピックのジンクス!日本の旗手や主将は活躍できない?

入場更新の「旗手」や日本選手団の「主将」を務めると大会では活躍できないというジンクスがあります。

実際に日本選手団の主将は1996年アトランタ五輪以降の5大会で、いずれもメダルを逃した。旗手はシンクロの小谷実可子や柔道の田村亮子ら有力選手が務めたが金に届かなかった。

主将と旗手は、結団式や開会式で表舞台に立つことで、本番に向けての練習や調整に専念できなかったりプレッシャーを感じたりする選手も多いとされ、前回のリオ五輪でも、なかなか折り合いがつかずに直前まで難航した。

結局、主将はレスリングの吉田沙保里旗手は陸上男子十種競技の右代啓祐に決まったが、吉田は銀メダルは獲得したものの、4連覇はならなかった。ただし吉田はリオの前のロンドン大会で旗手として金メダルを獲得してます。

冬季五輪でも同じようなことを言われていたものの、前回の平昌五輪で主将を務めた小平奈緒は金メダルを獲得を獲得してジンクスを破りました。

東京五輪でも、ジンクスを気にしてというよりは、試合に向けての調整などに集中したいために主将や旗手の打診があっても断る選手が多いと予想されます。

ですが、その中でもあえて依頼を受けた選手には活躍できるように応援しましょう。

まとめ

競技は22日からスタートしていますが、開会式の24日が大会初日となっています。初日は開会式がメインなので、競技はボートとアーチェリーの予選だけです。

どちらもわかりやすい競技ですし、開会式とは時間が被らないので、ボートのスピード感、アーチェリーの緊張感を楽しみましょう。

そして夜は開会式です。聖火ランナーのアンカーは誰になるのか、どんな演出を見ることができるのか期待しましょう。

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